社長ブログ

家を建てる段取り(6)2019.02.22

いろんな工法、どう違う?

【木造軸組工法】

日本の伝統的な工法。 多くの住宅会社で採用されており、

多湿な日本の気候に、最も適した工法と言えるでしょう。

木の梁や柱で家を支える構造を持ち、比較的自由な設計が

可能で、増改築にも対応しやすい点もメリットです。

【2×4(ツーバイフォー)工法】

ハウスメーカーでよく採用されている北米から入ってきた

工法。 2インチ×4インチの木材でつくった枠組みに合板

等を取り付け、それを組み合わせていきます。

開口部を広く取れる、部材が豊富に揃っている・・・等の

メリットがあります。

ツーバイフォーの特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材が

一体となった『面』で支える構造であり、6面相互の緊結

により家を形づくります。

これにより外力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中

させることなく分散させるため、強さを発揮します。

日本の高温多湿な気候にも、木の家は冬に温もり、夏には

涼しさをもたらし、調湿作用もあります。木材には天然の

「エアコンディショニング能力」が備わっているのです。

【プレハブ工法】

工場で、ある程度まで仕上げた部材を現場に運び、そこで

組み立てるという工法。 大手ハウスメーカーで多く採用

されています。

其々のメーカーによって木質系、鉄骨系、コンクリート系、

ユニット系などの種類があります。

一般的に工期が短いというメリットもあります。