社長ブログ

家を建てる段取り(16)2019.05.10

いろいろな契約

一軒の家をつくるためには、複数の相手と何種類もの

書類を交わし、契約書それぞれに署名・捺印すること

になります。

売買契約・工事請負契約のいずれも契約書には実印が

必要です。

もし、実印の用意がなければ、早めに住居地の役所で

印鑑登録を済ませておきましょう。

土地と家の他に、住宅ローンを利用する場合には更に

ローンの契約も発生します。

借入先が複数という場合もありますので、その都度々

手続きの回数や書類が増えていきます。

どの契約においても言えることですが、事前に書類を

受け取り、目を通しておくことが大切です。

もしも解らないことがあれば、どんな小さなことでも

契約前に担当者に確認しておきましょう。

押印すればその内容に完全同意したもの、とみなされ

ます。

土地は、候補の場所を比較検討して、購入する物件を

決めたら手付け金を支払い売買契約へと進み契約書を

交わします。

工事の契約は、全体の内容を明記した工事請負契約書

の他に、工事の約束ごとを纏めた約款、見積書、建築

図面という四種の書類があります。いずれも、とても

大切な書類ですので、家が完成した後もしっかり保管

しておきしましょう。

会社によっては、家のプラン作成段階で設計契約書を

交わすこともありますが、これも契約ですので事前に

よく目を通しておきましょう。