社長ブログ

あまり知られていない「家庭内事故死」って?2019.10.04

みなさんは「家庭内事故死」という言葉を耳にしたり、
新聞・雑誌などで目にしたことはありませんか?
「交通事故死」については、マスコミでも報道します

のでよくご存知だと思います。当然ながら、警察や

自治体が一緒になって「交通事故死」を減らす努力は

毎日必死に行われています。
その結果、交通事故による死者数は減少しています。
又、ここ数年で「飲酒運転」の取締りが強化された為、
今後も「交通事故死」は減少していくことが期待でき

ます。
一方、あまり報道されないためご存知ないかもしれま

せんが、「ヒートショックによる家庭内事故死」は、

むしろ最近増加傾向にあり、「交通事故死」と

「家庭内事故死」の総数では何と家庭内事故死者数の

ほうが多いのです。それなのに、交通事故の報道は

見ますが家庭内事故の報道はほとんど見かけません。
マスコミだけではなく、公共的な機関が何か具体的

な対策を打ち出していることもわかりません。
何故でしょうか?
推測ですが、「交通事故死」においては、加害者と

被害者がはっきりしています。
つまり、原因が明確になっています。
その為、対策も立てやすいでしょう。
一方、「家庭内事故死」においては、加害者が明確

ではありません。 つまり、転倒が原因で死亡した

場合は、あくまでも自分自身が転倒した為」であり、

誰かに突き倒されたわけではありません。
その為、具体的な対策が立てにくいのでしょう。
しかしよく考えるとそこ(家庭内)には転倒するに

至る原因が何かあるはずです。
住宅に関わる者として「家庭内事故」の根本原因を

追究して、みなさんに公表するべきではないか、と

考えています。ここでお伝えする方法が、全ての

「家庭内事故」を防止できるとは思っていません。
ただ本の少しでも「家庭内事故」が減少することを

願っています。怖い「ヒートショック」については、

次回あらためてお話します。