前回は「きっと良い子に育つ家づくり」について書きましたが、
今回は、併せて考えてほしい「照明」についての話です。
先ず前回のおさらいです。
照明の仕方だけでなく、蛍光灯か白熱灯かという発光体自身に
問題があるということをおわかり頂けましたか?
蛍光灯は、昼間の光を再現したものなので、夜、電気を消しても、
脳は常に昼間だと意識してしまい、すぐ眠れず気持ちが落ち着きません。
だから、寝室に蛍光灯はふさわしくないわけです。
ちなみに、オーリングテストでは、蛍光灯は良くありません。
(オーリングテスト:http://k.d.cbz.jp/t/40m6/80nsdcz03fg77z496s)
そこでお勧めなのが、夕方の灯りを再現した白熱灯です。
白熱灯は身体に優しいので、すんなり眠れるようになります。
しかし、残念ながらその白熱灯は製造中止になってしまいます。
それに代わり、最近LED照明が登場してきました。
LED照明には、いろいろな色があります。
少々高額ですが、これからの照明器具としてはお勧めです。
次に考えてほしいのが照明の位置です。
先ず、真上からの照明はほとんどありません。
それから、立った目線位置、座った目線位置にもありません。
それ以外に照明が有るので、直接目に当らず居心地が良いんです。
ですから、照明の取り付け位置も大事なので良く考えて下さいね。
照明は太陽や月の代わりです。
太陽は、朝、東の空から昇り、夕方、西の空に沈んでいきます。
一番高くなるのが夏至の正午、それでも真上にはきません。
だから、真上からの照明は不自然なわけです。
また、真上から照らすと光が均一になり、明暗の変化がなく、
奥行き感が出ません。 明るい所、暗い所があることで空間に
変化を持たせることができるので、斜め上・下、横あるいは足元に
照明を取り付けると、より自然に近い明かりになります。
参考にして下さいね。
心身ともに健康な住まいづくりをご提案します。
板橋区の工務店 渡辺ハウジング 渡辺