先日、某所で3時から打合せがありました。
電車を降りて打合せ場所に向かう時、気温はピークでしたが、
風が吹いていて何故かホッとしながら歩くことができました。
打合せ後、数人で雑談になったとき、直射日光はきついけど、
風が通ると助かるねという話題になり、
「関東の夏に吹く風は何風が多いのだろうか?
風の通り道に窓を設けておけば暑さを緩和することができそうだ」
「ビル風ってあるが、あれを利用することはできないのか?
風の原理を勉強する価値はありそうだね」、
「ヨーロッパでは、パテオという中庭があるが、あれは風を
呼び込むために作られたとか?」などなどの話で盛り上がりました。
地域、季節によって吹く風は違いますが、まずは夏対策を重視する
環境になっていますので、自分の住む地域の風対策を考えてみたいですね。
家の配置や窓を付ける位置、大きさなどを考慮した設計は、お客様にとって{
嬉しいものになるのではないでしょうか。
打ち水をすれば、地表の温度が下がると同時に暑い空気が上昇、
そこに風が起こるという昔からの知恵もあります。
自然エネルギーは何も太陽光だけではありません。
地面の熱も有効利用できるのをご存知ですか?
地面の熱とは、地中熱のことで、一般には地熱と呼ばれており一年を通じ
不思議な現象を起こします。
夏に温められた熱は、寒い冬の時期に地面を温め、
反対に、冬に冷やされた熱は、暑い夏の時期に出てくることによって一年中、
18度前後の安定した温度を維持しています。
井戸水や地下室が夏涼しく、冬暖かいのはそのためです。
私達は、もう少し自然の力を利用すべきではないでしょうか。
*地熱利用について、より詳しく知りたい方は
お問合わせ下さい!! 渡辺