住宅ローンの種類は、大きく分けて2種類あります。
「住宅ローン」と一言でいっても、「種類が多くてよく分からない…」と、
戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、借入先による違いから住宅ローンを大別すると、
公的金融機関が融資する「公的ローン」と民間金融機関が融資する
「民間ローン」の2つに分けることができます。
それぞれに特徴や条件が異なりますので、まずは借入先を確認した後、
自分に合った住宅ローン選びをしましょう。
【公的ローン】
1.財形住宅融資
勤務先で財形貯蓄を1年以上継続していて、貯蓄高50万円以上
ある人が対象。
貯蓄残高の10倍(最大4,000万円)まで借り入れが可能です。
2.自治体融資
一部の都道府県や市町村で行われている融資。
条件もそれぞれ異なりますが、有利な場合が多いので調べて
みましょう。
【民間ローン】
1.フラット35、フラット35S
住宅金融機支援機構と民間の金融機関提携による長期固定
金利の住宅ローン。
保証料、繰り上げの返済手数料は無料です。
金利等は金融機関ごとに異なります。
2.銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫等
金融機関が融資をし、その条件や保証料、繰り上げ返済の
手数料等もそれぞれ異なります。
金利の固定期間選択型や変動型など、さまざまな種類が
あります。
3.ノンバンク・モーゲージバンク等
信販会社やクレジットカード会社で専門的に扱う住宅ローン。
4.JA・生命保険会社等
組合員(JA)や加入者(生命保険)を対象にした住宅ローン。
渡辺