社長ブログ
脳科学者の池谷裕二さんの書いた「単純な脳、複雑な私」の中に面白い表現がありました。
以下、引用。
もし好きな人がいて、その人を振り向かせようと思ったら「プレゼントをあげる」
あるいは「仕事を手伝ってあげる」のではなく「仕事を手伝わせる」のです。
なぜかというと、仕事を手伝わされた相手は、こんな思考をたどります。
まず「どうして自分は手伝っているのだろう」と考えます。
次に、「そもそも嫌いな人になんか手を貸すはずがない」、
「やはり自分はこの人が好きなのか」・・・
そう思い至って、次第に手伝ってあげている相手が好きになっていくのです。
誰もが経験したことですが、子供のとき好きな相手に意地悪をする。
ある意味、これと同じ心境なのかもしれませんね。