社長ブログ
住宅は他の商品と異なり、四季の厳しい気象条件のもとで、
長期にわたって使われるものですから、住まい方、手入れの仕方で
寿命が長くも短くもなるものです。
また、住宅は主要構造材として木材、鉄、セメント・・・などが
使われていますので、これらの性質を理解しそれに沿った手入れが
必要です。
いつまでも快適に暮らすための参考となる、住まい方と手入れの
ポイントついてまとめてみました。
【サイディング外壁】
サイディングは、継ぎ目にシーリング材を充填し、すきまや目地を
ふさいでいます。
シーリングは特に劣化しやすいものなので、2~3年毎に点検して
下さい。金属製サイディングは、表面塗装が錆びたり、ひび割れたり
する前に塗り替えを行って下さい。
【モルタル外壁】
モルタル塗りの外壁には、竣工したばかりの住宅でも細かい亀裂が
入っていることがよくあります。
これは、モルタルが乾燥硬化する際、収縮するために生ずるもので、
モルタルの性質上、ある程度はやむを得ない現象です。
モルタルは、亀裂が下地まで通らないように施工していますので、
細かい亀裂のみで住宅の品質や性質が損なわれるということは通常
ありえません。
が、亀裂も大きくなれば雨水の浸入などにより、下地が腐朽したり、
モルタルが剥離したりするような危険がありますので、日常の点検と
補修が必要です。
次回に続く