社長ブログ

コスト重視の住宅(3)2024.07.05

(6)要望の整理と割り切り

予算内に費用を収めることが最も大事であると考えるなら、
残念ながら、「あれもこれも」というわけにはいきません。

もちろん造り付け家具のほうが方が部屋はスッキリするし、
床暖房をする方がより快適なことは確かです。
が、それで予算をオーバーしてしまったらどうでしょう。

 ● 予算を守ることが最も重要なのか
 ● 費用がかかっても最初から造ることが重要なのか
 ● 費用がかかる分を他にあてた方がいいのか
 ● 今できないのなら将来にまわすことができるのか

その都度、要望の整理をしながら割り切った計画を進めて
いく必要があります。

(7)できることは自分でやる

材料だけでモノを造ることはできません。それを造る人の
作業費が必要です。
家の場合も、職人さんの手間賃なしに家を造ることはでき
ません。

しかし、「自分でできる範囲は自分でする」
「安い材料を、暇を見つけて探す」ことを惜しまなければ
この費用も軽減することができます。

多くのローコスト住宅では施主自身が壁を塗ったり、安い
材料を探し回ったり、という手間と努力の末に実現されて
いることが多いのです。

次回へ続く