社長ブログ
いろんな工法、どう違う?
木造軸組工法
日本の伝統的な工法です。多くの住宅会社で採用されており、
多湿な日本の気候にはもっとも合っている工法と言えるでしょう。
木の梁や柱で家を支える構造を持ち、比較的自由な設計が可能で、
増改築にも対応しやすい点もメリットです。
2×4(ツーバイフォー)工法
ハウスメーカーでよく採用されている、北米から入ってきた工法です。
2インチ×4インチの木材でつくった枠組みに合板などを取り付け、
それを組み合わせていきます。開口部を広く取れる、部材が豊富に
揃っているなどのメリットがあります。
ツーバイフォーの特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった
『面』で支える構造であり、6面相互の緊結により家を形づくります。
これにより外力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく
分散させるため、強さを発揮します。
日本の高温多湿な気候にも、木の家は冬に温もり、夏には涼しさをもたらし、
調湿作用もあります。木には天然の「エアコンディショニング能力」が
備わっているのです。
プレハブ工法
工場である程度まで仕上げた部材を現場に運び、そこで組み立てる
という工法で、大手ハウスメーカーで多く採用されています。
メーカーによって木質系、鉄骨系、コンクリート系、ユニット系などの
種類があります。一般的に工期が短いというメリットもあります。