社長ブログ
最近の日本においては、土地の絶対数が不足している上に、
国土に対して人口密度が高いため、土地の需要が圧倒的に
強い状況にあります。
景気の浮き沈みにかかわらず、住宅地の手ごろな土地は
常に不足している状況にあり、これは都市部においては、
より顕著な傾向です。
つまり、日本の土地市場は完全な売り手市場であり、
買主より売主側が有利であるということができます。
一方、買主はなかなか土地情報が入手し難く、取引上も
不利な立場に置かれがちです。
「売り手側よりも、買い手側が不利になることが多い」
というのは、不動産業に携わる人にとっては承知のこと
でも一般の人には理解し難いことではないかと思います。
しかし、こうした事情を念頭に置いて取引に臨むことは、
業者側のペースに翻弄されず、上手に取引を進めるため
の「コツ」と言えます。