社長ブログ
よく、住宅雑誌の「土地探し体験談」のような記事に、
「土地探しは、自分の足でこまめに探したから成功した」
なんてことが書かれていますが、この話には、実は裏が
あります。それを知らず読んでしまうと単なる「根性物語」
と勘違いしてしまいますのでご注意ください。
尤も、この様な記事を書いている記者も、また、土地を
探した当の本人さえもそのことに気付いてはいないと
思いますが・・・
※レインズから見た不動産業界の論理
不動産業界には、レインズというインターネット情報の
端末があります。どの不動産業者もこのレインズに登録し、
仲介業者の商売の生命線ともなっているものです。
皆さんは、折り込みチラシや住宅情報誌などを見て何か
変?だと思ったことはありませんか。
どう見ても同じ物件が、違う業者名で広告されている
ことに疑問を感じたことはありませんか?
この種明かしは、こういうことです。
不動産の売買には「買取」と「仲介」というものがあり、
「買取」は、売却相談を受けた業者が直接買い取ること
で、その金額は、転売利益と売れ残りリスクを考慮した
値付けとなりますので、期待している金額より随分と
安くなってしまいます。なので急な現金を必要としない
場合はあまり行われません。
そこで「仲介」という形で、少しでも高い値段で売れる
ようにその物件の販売を預かるということになります。
次回は「仲介」について詳しく説明します。