社長ブログ
店舗併用住宅とは、「自ら仕事をするための店舗」と
「住むための住居」が併設された建物です。
一口に店舗といっても、飲食店など比較的大掛かりな
設備機器や什器が必要な業態もあれば、物品販売など
のようにショーケースや陳列棚を据え置けば、店舗と
して機能する業態もあります。
当然のことながら、店舗部分に必要な費用がそれだけ
多くかかりますので、住宅部分に掛かる費用とは別に、
店舗部分の予算を別途確保して、計画を進めていくと
いいでしょう。
多種多様な専門機器を選択するのは、それだけでも
なかなか大変ですが、これまでの使い勝手を踏まえ、
業者からのアドバイスを得ながら選択をしていきま
しょう。
資金計画の注意点としては、一般的に、住宅部分は
住宅ローンが適用となりますが、店舗部分は事業資金
としての融資になるため、最初に金融機関に資金調達
の目処を確認することが重要です。
また、依頼先選びの注意点としては、例外的なケース
もありますが、住宅を手掛ける専門家と、店舗内装を
手掛ける専門家は、知識や考え方に大きな差があります。
特に数年で改修することを前提とした店舗とは異なり、
住宅は長期に渡って保証することを前提としているため、
工事の精度や、資材の耐久性に対する目がよりシビアな
ものになりがちです。
また、美容院や飲食店など、専門性が求められる業者の
知恵を借りることは大変重要なことですが、中には経験
豊富な専門業者の意向が、施主の意向以上に反映されて
しまい、思うように計画が進まないこともあるようです
ので注意しましょう。