社長ブログ
冷暖房エネルギーを半分にできるという謳い文句につられて
省エネ仕様にした家が、梅雨時カビだらけになってしまった、
という事例があります。
こういう住宅は、断熱材を厚くしたり開口部を二重サッシや
複層ガラスにしたりすることで高断熱化をはかっています。
更に、高気密化といって、構造上できる隙間を気密シートで
張りめぐらし、テープなどで塞ぎます。これらの処理により、
隙間から出入りする熱は抑えられます。
が、ここで注意しなければならないのが「換気」と「通風」
日本には四季がありますが、家づくりでは春・梅雨・夏・秋
そして冬の5つの季節を想定することが大切です。
また、間取りを考える際、空気の動線も考えましょう。
風は入口と出口があって初めて通るものですから、この2つ
を確保してください。計画換気は重要です。
これにより、カビの発生率は大きく違ってきます。