社長ブログ
請負とは、仕事を完成まで引き受ける代行業です。
多くの人は「住宅は買うもの」と考えています。
確かに、マンションや建売住宅は「買い物」です。
販売会社と「売買契約」を結ぶのですから・・・
しかし、注文住宅は「買い物」ではありません。
施工会社と「請負工事契約」を結ぶからです。
では請負とは・・・材料を買ってきたあと、完成
させるまでの報酬を決め、全てを引き受ける仕事
です。住宅の場合、施主側は殆んど詳細の知識は
ありません。「ああしたい・「こうしたい」との
希望を伝えるだけ。金額に関しても、どの位用意
すればいいのかよく分からないところでしょう。
従来は、大工さんや左官屋さん等には日当として
手間賃が支払われていました。
材料は施主側が手配するか、職人さんに手配して
もらうかです。この頃は材料コストも日当も施主
自身が大まかに把握できていたので、こんな頃は、
まあ任せてもそれほど心配はなかったことでしょう。
建物の出来栄え、工事代金の使途に関しても・・・。
このような職人達が手掛けてきた家づくりの仕事を、
完成まで一手に引き受ける商売を始めるところが出て
きました。これが「請負業」と呼ばれる建設業者です。
次回に続く。