社長ブログ
★おとり広告!?
チラシはA2サイズの大きなフルカラーで両面刷り。
表には、コンピュータ・グラフィックスで作成した
BOXタイプの住宅が3棟ならぶ完成予想図と建築
デザイナーの写真や彼の経歴まで並んでいます。
そして、裏面には標準仕様として某有名メーカーの
設備のイメージ写真が入り、結露を防ぐペアガラスを
全居室に採用とも書かれています。
「へぇ~ このグレードで土地+建物がこんな金額で
出来るんだ!一体、土地価格はいくらなんだろう?」
プランと価格に目をやると、土地面積と延床面積、
そして税込価格くらいしか出ていません。
あらためてチラシを隅々まで見ていきました。
「どうもこの表現は気になるなぁ・・・」
ペアガラスを「全居室」に・・・ということは、
浴室やトイレは、ペアガラスは使わないということ?
「これじゃ、ヒートショックなどの問題があるなぁ~」
その下には、『(財)性能保証住宅保証機構』に認定
された住宅です、というキャッチコピーがあり、
信頼のおける第三者機関である専門の検査員による
現場審査や保証の裏づけで、長期にわたる保証を
しっかりバックアップします。
安心の10年保証です、と続いていました。
信頼を得られそうな文字は並んでいるものの全然
でたらめ。住宅業界にいる人間でさえ見過ごして
しまいそうなほど、上手な表現です。
そして『分譲概要』・・・・???
建売住宅であれば『建築確認番号』の表示がある
はず。
現地の写真は、古い倉庫が建っているモノクロ。
この広告は、もしかして『宅建業法』違反?!