社長ブログ
住まい手の住環境への満足度とストレス・健康感の関連を分析
したものがあります。 結果は「住まいのストレス」は、他の
ストレスと比較して長い間解消できないとお考えの方々は多い
ということが判明しました。
主な住まいのストレスとして考えられることは、「収納」や
「家事動線」はもちろんですが、普段、家事には携わらないと
考えられる子どもでも「日当たり」、「風通し」、そして
「温熱環境(夏・冬)」を重要視するようです。
特に子どもたちは、「収納」や「家事動線」といった大人の
事情の優先度が高い保護者と比べ室内温度を体感しやすいため、
子どものほうが保護者よりも、室内の「温熱環境(夏・冬)」を
重要視している調査結果があります。
一方、子育て期の親子では、「バリアフリー」「音環境」に
ついてはさほど重要な問題として捉えられていないようです。
併せて重視すべきことは良好な地域コミュニティ環境ですが、
地域コミュニティ環境と住まいの環境はそれぞれ密接な関係が
あります。地域コミュニティの施設整備、野外自然、利便性、
社会的環境により、地域への満足感が変わります。
地域への満足度が高くなればなるほど、特に子育て中の方に
とっては住まい環境への満足度も高まるようです。
スペックだけに拘った住宅性能の改善だけではなく屋外環境
や地域コミュニティの状態も把握し、その結果に基き環境を
改善していくことは、結果として長い間快適に過ごせること
に間違いなさそうです。