社長ブログ

住まいのストレスについて2018.07.06

住まい手の住環境への満足度とストレス・健康感の関連を分析

したものがあります。 結果は「住まいのストレス」は、他の

ストレスと比較して長い間解消できないとお考えの方々は多い

ということが判明しました。

主な住まいのストレスとして考えられることは、「収納」や

「家事動線」はもちろんですが、普段、家事には携わらないと

考えられる子どもでも「日当たり」、「風通し」、そして

「温熱環境(夏・冬)」を重要視するようです。

特に子どもたちは、「収納」や「家事動線」といった大人の

事情の優先度が高い保護者と比べ室内温度を体感しやすいため、

子どものほうが保護者よりも、室内の「温熱環境(夏・冬)」を

重要視している調査結果があります。

一方、子育て期の親子では、「バリアフリー」「音環境」に

ついてはさほど重要な問題として捉えられていないようです。

併せて重視すべきことは良好な地域コミュニティ環境ですが、

地域コミュニティ環境と住まいの環境はそれぞれ密接な関係が

あります。地域コミュニティの施設整備、野外自然、利便性、

社会的環境により、地域への満足感が変わります。

地域への満足度が高くなればなるほど、特に子育て中の方に

とっては住まい環境への満足度も高まるようです。

スペックだけに拘った住宅性能の改善だけではなく屋外環境

や地域コミュニティの状態も把握し、その結果に基き環境を

改善していくことは、結果として長い間快適に過ごせること

に間違いなさそうです。