社長ブログ

外壁の塗装リフォームに失敗しない方法(4)2019.08.23

塗り替えた当初はピカピカ、でも1年後が恐い・・・?
住宅に関し、外壁塗装ほど、見た目と耐久性が一致しない
工事はありません。

皆さんがご覧になっても、判らないことが余りにも多いの
です。何故かと言いますと、工程と塗料の質や量が明確で

なく、施工する業者によってバラツキが出やすいからです。
口の悪い人は「塗装は水商売」と言います。塗料を、水や

油で薄めれば幾らでも薄められるからだそうです。
同じ面積で、数社に見積もりをさせると、びっくりする程
価格が違うことがよくあります。
これは、塗料の濃い・薄いが原因の一つです。
もう一つは、後でご説明しますが工程の飛ばしです。
⓵洗浄による下地調整。
②塗料がしっかり下地材と接合するための下地塗装。
(シーラー処理とも言います)
③中塗り

④上塗りと   いう工程を踏む必要があります。
しかし、もしどこかの工程を飛ばしても、見た目には余り
変わりません。
ところが、適正な塗料濃度を守らずに、的確な工事工程を
省くと必ず数年後にはボロが出てきます。
壁にひび割れが入ったり、塗膜の剥がれや浮きが目立つ、
こんな現象が起こります。
塗装の種類によって少々の差はありますが、キチンと施工
すれば7~10年間は先のような現象は出ません。
「安物買いの、銭失い」に陥りやすいのが外壁塗装ですが、
では価格の高い業者なら安心かというと、これもそうとは

言い切れません。
お客様の顔色や態度を見て、「高い方が信用する人だ」と
思えば、高い見積もりを出します。
では、業者を見極めるにはどうしたら良いのか?
次の回でご説明します。