肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」の園長で、

歌手・女優としても活躍された宮城まり子さんが

お亡くなりになりました。

全ての子が幸せに、愛されていなくちゃいけない、

との強い思いで静岡県に学園を設立。

以後５０年以上、命を注いでこられました。

以前、学園生の美術展に何度か足を運びましたが、

その絵は、どれもやさしく、透明感あふれる素晴

らしいでものばかり。

たまたま会場にいらした宮城さんとお話しさせて

いただく機会がありましたが、静かな口調の中に

やさしさと強さが感じられました。

「大変なことを始めてしまったから、やめられな

いの」と仰っていましたね。

長い間、お疲れさまでした。

やさしさを有難うございました。ゆっくりお休み

ください。

私の尊敬する女性が又おひとり、天国に召されま

した。　　　　　　　　　　　　渡辺　田鶴子