社長ブログ
先日、国土交通省から、令和2年第2四半期(4月1日~
7月1日)の地価LOOKレポートの結果が発表されました。
調査対象は、東京圏、大阪圏、名古屋圏、地方圏の計100
地区ですが、予想通り「主要都市の地価動向はこれまでの
上昇傾向から大きく変化」しています。
今年の第1四半期(1月1日~4月1日)では、
地価上昇がみられるが73地区、横ばいが23地区、下落
4地区だったのに対し、今回の結果では、
上昇地区はわずか1地区、横ばい61地区、そして下落は
38地区に増加という結果でした。
要因は、新型コロナウィルス感染拡大です。
昨年までは、東京オリンピック・パラリンピックの開催、
増加する外国人旅行者のインバウンドからのホテル・ビル
のニーズが地方まで派生し地価を押し上げましたが、今回
すべての当てが外れてしまいました。
ただし、この報告書は7月1日現在のものであり、その後
のコロナ第2派の影響は含まれていません。今後、徐々に
都心部を中心に下落し、地方に派生していきそうです。