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雪の結晶2020.12.08

雪の結晶は、まるで花のよう。

雪の花、六華、銀花などと昔の人が呼んだ気持ちが

わかる気がします。

降り積もった白一面の雪景色を眺める雪見は、江戸

時代の粋人たちに好まれたそう。

暦の上では大雪を迎え、いよいよ本格的に雪が降り

だす頃、降雪地方では雪の重みで枝が折れないよう

雪吊りをして木を守ります。傘を少し開いたような

趣きのある兼六園の雪吊りは、大仕事ながら、冬の

風物詩です。          渡辺 田鶴子

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