社長ブログ
朝日新聞で既に報道されたことですが、今注目を集めている
太陽光発電設置には十分気をつけなければなりません。
「太陽光パネルを取り付けたら、子供部屋で雨漏りするように
なった。販売代理店は倒産し、パネルメーカーからは建物に
責任はは負えないと言われた」「雨漏りするので業者に見て
もらったら、屋根の防水シートが破れていた」
欠陥住宅の相談を受ける(財)住宅リフォーム紛争処理支援
センターには、昨年度まではほとんどなかった太陽光発電に
絡む相談が 64件寄せられたそう。その中でも、施工ミスが
原因とみられるトラブルが多かったという。
屋根には雨水が建物にしみこまないように防水シートが敷かれ
パネルは屋根を斜めに支える垂木に固定させることが多いが、
知識や経験の乏しい業者が垂木の位置を確認せずに釘を打ち込ん
でシートを破る例もあるという。
設置から2~3年たって雨漏りが始まった例もあり、表面化して
いない同種のトラブルは、まだかなりあると推測されます。
設置工事に絡んだトラブルが急増している背景には、リフォームの
ついでに太陽光発電を導入する例も多く、これは専門業者だけでなく
電気店、台所やトイレの設置業者、空調業者といった異業種からの
参入が影響しているせいかもしれません。
やはり懸念したことが現実になってしまいました。雨漏れ、
追加重の問題を考えずに設置する例は、ほとんどが家電販売店の
下請け業者でしょう。乗っければ良い、その程度の費用しかもらって
いない、と思ってやっているからでしょうね。
後々のトラブルを防ぐためにも、家の弱点をよく知っている
会社に依頼することをお勧めします。
エコ住宅から狭小地住宅まで取り組んでいます 渡辺