考えてみると、ふだん生活している時でも、仕事をしている時でも
ついつい「そんなの常識」と言ってしまうことがあります。
でもその常識は正しいのでしょうか、もちろん正しいこともあると思います。
しかし今まで惰性でそれが正しいとも間違いとも考えずにやってきたことも
多いと思います。
たとえば、住宅業界でも良い家は高い、安い家は悪い、
こんな話を良く耳にします。
しかしこの常識も本当に合っているのでしょうか?
高くてもいい加減な家もありますし、もちろん安くても良い家もあります。
私達もお客様の家を建てさせていただく際にはいろんな工夫をして
品質を落とさずに価格を抑えるという努力をしています。
けれど、この品質を落とさずに価格を抑えるというのは本当に
大変なことです。 でも出来る事もあるんです。
ですから良い家は高い、安い家は悪い、という常識は間違っていると
証明できます。
残念ながらやっぱり価格が安いというだけのいい加減な家もありますが……
ただ、今は価格破壊の時代、昨日まではこのくらいの価格なら適正と
いうものが、次の日になったら不適正というのも良くある話です。
今や銀行がつぶれる時代、常識が通らない時代です。
常識、常識と言わずもう一度見つめ直すことが必要かもしれません。
又、それをしないとこの厳しい時代を生き抜いていけないと思います。
今までこうやってきたからとか、こんな常識はずれなことをしても
世間から受け入れられないだろう、等々消極的なことを考えずに常識に
とらわれる事なく前に前に進んでいけたらと思います。
そうやって常識を壊していくと、今度はその壊したものが常識へと
変わってくると思います。
随分と大きなことを書きましたが
本当にそんな風に思う今日この頃です。
家族の安全、安心、安らげる家づくりを心掛けています 渡辺