昔は、梅雨のことを五月雨(さみだれ)と呼んで
おり、梅雨の長雨で空模様も人々の気分も今いち
すぐれない期間に、ふと覗く晴れ間のことを五月
晴れという言葉で表していました。
新暦5月の、カラッとした晴天とは異なり、暑い
夏の訪れを予感させます。
今日では、新暦5月の良く晴れた日を五月晴れと
呼び、とても気持の良い響きとして聞こえます。
暦の変化に従い、言葉の意味も変わってくるので
すね。 渡辺 田鶴子