社長ブログ
注文住宅は、個々の建て主のご希望次第で、安くも高くも
なりますが、そのベースとなる値段は建物の仕様、土地や
建物の形状、前面道路などの様々な条件に影響を受けます。
もっとも基本となるポイントは、建物はシンプルな形であ
るほど安く建てることができ、複雑になればなるほど割高
になるということです。複雑になることによって表面積や
工事手間が増え、同じ床面積でも材料費や工賃が加算され
ていきます。
構造としては、木造が最も安く建てることができます。
言い換えると鉄骨・RC造など木造以外の構造部が増えれ
ば増えるほど割高となります。
建物の仕様は各社異なるため、ここでは割愛します。
まずは土地形状ですが、四角形で、正方形に近ければ近い
土地ほど無駄が生じないため安く建てることができます。
例えば、三角形の土地に収まる四角い建物を建てようとす
ると、同じ床面積なら四角い土地よりも多くの土地面積を
必要とし、土地代だけでなく外構費もかさみます。
また、四角い土地は前面道路にある程度の長さが接してい
ますので工事の効率も上がります。
その他に、土地と前面道路に高低差がある場合は擁壁工事
費や外構費が余計にかかる場合があります。
前面道路に関しては一定以上の幅があると安く建てること
ができ、狭いと道路斜線制限により建物が削られ形が複雑
になります。
敷地の広さは、建物に対して狭すぎず、広すぎずが最も安
く建てることができます。
今回はここまで。
次回は建物についてお話します。