社長ブログ
前回は、土地についての話でしたが、今回は建物について
お話します。
形状は四角形、それも正方形に近ければ近いほど安く建て
ることができます。
同じ床面積であれば正方形が最も外壁が少なくてすみます。
建物の大きさはスケールメリットが働きますので、建物が
大きければ大きいほど坪単価は安くなります。ローコスト
の狭小住宅を希望される方は少なくありませんが、総予算
を抑えることができても、建物が狭い分、坪単価としては
高くなります。
また、大きな建物を建てられる土地は、その分建物周りに
余裕があり、斜線制限がかかりにくくなります。
ただし、二世帯住宅や賃貸併用住宅のようにキッチン等の
設備が複数セット必要になる場合は、スケールメリットは
働きにくくなります。
階数は、2階建てが最も安く建ちます。
平屋は床面積に対して基礎(鉄筋コンクリート造)や屋根
の面積が広いため割高になり、3階建て以上は準防火仕様
のコストや杭工事、地盤改良等にコストがかかる可能性が
あります。