私の建てたい家は、こんな家ではなかった・・・?
家の完成後、当初のイメージとの落差にがっかりする
といった失敗事例は、残念ながら少なくありません。
イメージと実物の落差は、一体どうして生じてしまうので
しょう。
家を建てたいと考えた時、どなたも一度は、住宅展示場に
行かれるのではないでしょうか。
でも、そこに並んでいるモデルハウスは、見せるために
作られたものです。
うっとりするような高級家具を配し、キッチンにはめったに
使われないハイグレードな素材を用いていたり・・・
何度もモデルハウスに通ってみたとしても、それは実物の家
とは違います。
重要なのは、モデルハウスではなく実物の家を見ることです。
実物の家とは、住宅会社が実際にお施主さんのために建築した
家のことを指します。
ですから
1.実際に住む予定である住宅
2.実際に検討しているものと同じグレードの住宅
この2つを満たしている家を見て下さい。
こういった家を見ている人は、自分の建てる家をイメージ
しやすいのです。
モデルハウスなどを見ると、同じように豪華な家になると
錯覚しがちですので、グレードの同じ家を見るのが現実的です。
普通、間取りの作成が始まると、住宅会社はいろいろな資料を
提供してくれます。
資料を冷静に分析できる人はよいのですが、一般の人は、きれいに
作られたカラーの平面図や立面図、パース図面などを目の前にすると、
ついつい夢を描いてしまいます。
自分の建てる家が、そのパースやカタログのようにでき上がると
錯覚してしまいます。
家ができたら、夢からさめてしまった!
現実に建てられた家は、思い描いていたものと全然違う!
そんな失望を味わわないために、実物の家をしっかりと
見学しましょう。
家族の安全を守る家づくりをしている工務店
渡辺