雪吊りとは、雪が降る地方の庭木を守るためのもので、
雪深い地域では、11~12月中旬に、積もった雪の
重みで枝が折れないよう至る所で行われます。
庭木の保護が目的とはいえ、大木の雪吊りともなると
かなり見ごたえがあります。
雪吊りは、冬のこの時季しか見られないので、花の少
ない冬のおしゃれとしてもポイントが高いものです。
職人の技術に注目し、庭園の冬の装いを楽しむのも又
風情がありますね。 渡辺 田鶴子