社長ブログ
今回は、白木のお手入れについてです。
和室の柱、敷居、鴨居、建具など白木の部分は、水拭きを
しないことが肝心です。
普通の雑巾がけの要領で水拭きしてしまうと、かえって
汚れがしみ込んでしまうことになるので、カラ拭きで。
化学雑巾は、油分が残って汚れになってしまいますから
決して使わないようにしてください。
ちょっとした汚れが目立ってきたら、きれいな水で固く
絞った布で拭き込んだ後にカラ拭きをしましょう。
仕上げに白木用ワックスを使うと万全です。
ひどく汚れてきた場合には専門家による「アク洗い」で
見違えるほどきれいになりますが、市販されている
白木用漂白クリーナーを使うと、ご家庭でもプロ並みの
クリーニングが行えます。
床柱や大黒柱をぴかぴかに磨き上げたいなら、「ぬか袋」
が効果的。
木綿地を小さな袋状に縫ってぬかを入れ、口を縛ります。
ふだんのお手入れ時にこの「ぬか袋」で磨き込めば、
ほこりや汚れを落としながら風格ある柱になります。
今まで、住まいを長持ちさせる方法をいろいろお話してきましたが、
参考になりましたでしょうか? 是非、お試し下さいね。