社長ブログ
今回は『基本的な法規を知る』続きです。
「建築確認申請」の受理の知らせを聞いて安堵する人もいます。
では、「建築確認」とはどんな内容を審査しているのでしょうか。
1920年に「市街地建築物法」制定。その後廃止され、
1950年に建築物の構造基準が示されました。
その基準は、建築物の敷地、構造、設備および用途に関する
最低限の基準を定めたものです。
よって、建築確認の受理が高品質の住宅建築を保証したもの
では ありません。
申請後、受理される主な審査内容は以下の通りです。
① 建ぺい率、容積率は守られているか。
② 北側斜線、道路斜線等、斜線関係は守られているか。
③ 民法上の制限は守られているか。
④ 地域協定は守られているか。
⑤ 違法建築の可能性はないか。
⑥ 基本的な構造仕様は最低限の基準を満たしているか。
以上が大まかな審査対象です。