寒い冬空の下、小さな赤い実をつける南天。 この可愛らしい南天は、「難を転じる」という 意味に通じることから、縁起が良いものとされ、 正月飾りや、おせち料理に用いられたり、緑の 葉が赤飯の飾りになったりします。 まだ見たことはありませんが、白い実をつける 白南天もあって、漢方ではその白い実を干して 咳止めの薬にするそうです。 花が少ないこの時季、なんとも愛らしい赤い実 に癒されますね。 渡辺 田鶴子