不動産を売却しようと考えるきっかけは、人それぞれだと
思います。
住み替え、資産運用、相続、資金調達など様々なケースが
あります。

そして、売却しようと決めたのだから不動産会社に行くに
決まっていると、思う方もいるでしょうが、そこが最初の
落とし穴です。

決して、不動産会社へ相談に行くこと自体が悪いわけでは
ありませんが、良く考えてみてください。
不動産を売買して収益を得ている不動産会社へ、売りたい
のですがと相談に行けば、99％の不動産会社はお手伝いを
しましょう！と言うに決まっていますよね。

当り前ですが、どの不動産会社も、みなさんが売りたいと
思っているものを、止めましょうとは言ってくれません。

売らなくても大丈夫な方でも、不動産会社に相談に行くだ
けで、売却の方向へ話が進んでしまう方が多いのです。

本来であれば、収益があるものや資産運用できるもの、又
有効利用ができるものなどは、所有しておいたほうが良い
場合もあるのです。

更にここで付け加えたいのは、売却では、みなさまが物を
売る側ですから、責任も重大です。
売って終わりではないので安易に売却を考えるのではなく、
売却を決める前にもう一度、売らずに済む方法がないかを
検討してみるくらいの余裕が欲しいということです。

資産運用ができるのか？将来、子供たちが利用するのか？
など多角的に検討してみてください。