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出初式(でぞめしき)2025.01.10

お正月の風物詩のひとつですが、皆さんは見たことが

ありますか?

江戸時代、火消しは火事が起こった際には、はしごに

乗って高い位置から火元や風向き、建物の配置などの

火災の状況を把握したそう。そのため危険な火災現場

で命を守る町火消として花形の職業だったようです。

はしご乗りは、バランスがとても大事なので日頃から

練習をし、曲芸のようなことをするので度胸をつけ、

火災に備えていたと言われます。

そしていつしか出初式で火消しがはしごに乗って技を

披露するようになり、現在もその伝統が引き継がれて

いるのです。

空気が乾燥しているこの時期、火災を起こさないため

にはどうしたらよいか?ひとりひとりが考える機会に

なるといいですね。        渡辺 田鶴子