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「熱中症」にご用心!2011.07.22

 本来、私達の身体には、気温の変化に対し、自律神経による
体温調節機能が働いて、厳密な体温管理がされています。
気温が上がると皮膚温度が上昇します。
自律神経の交感神経は、末梢血管を収縮させ更に汗を多くかく
ことで汗の気化熱を利用し、皮膚表面の温度を下げます。
 通常は、このように熱を放出することで、身体には熱がこも
らないのですが、環境あるいは身体の状態によっては体温調節
機能がうまく作用せず、熱の放出が充分に行われない場合
『熱中症』を起こすことがあります。
 
かつては『日射病』という言葉が
よく聞かれた為、炎天下に出なければ大丈夫と思われやすい
のですが、日射病は熱中症のごく一部の病態です。
『熱中症』は、屋外での激しい運動や
作業中に起こるというイメージがありますが、自宅で過ごして
いる時にも起こりますので注意が必要です。
高温多湿の環境に長くいると、発汗による脱水症状と熱により、
めまい、失神、嘔吐等が起こりやすくなります。
  ・スポーツ飲料等で水分をこまめに摂ること。
  ・いくら節電が叫ばれるからといって暑さを我慢しないこと。 
    この2つを守って熱中症を予防しましょう。
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       暑さに負けず頑張りましょう!!
                     渡辺 田鶴子

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