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介護保険を利用したリフォーム2011.08.29

 今、当社では、お客様のご依頼を受け、介護保険を
利用したリフォームを手掛けています。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
平成12年4月から施工されている介護保険法により、
要介護認定されている被保険者には、住宅改修費や
福祉用具購入費の一部なども介護保険の対象になり、
さまざまなサービスが適用されます。
 住宅改修費は、20万円を限度に、いったん全額を
自己負担し、そのうち9割が払い戻される
形になります。
20万以下の工事が対象ですが、夫婦で要介護認定を
受けている場合は、「夫の分は手摺り、妻の分は
便器の取り換え」のように、各20万円以下の工事
2か所分を対象にできます。
この事を知らない方は、意外と多いようです。
 また平成12年11月からは、それまで対象外だった
玄関ポーチにスロープをつけるなど、屋外の工事も、
保険給付の対象になりました。
 この住宅改修費は、先に自己負担するシステムの為
工事が給付対象のものでなければ、全額自分で負担
することになってしまいますから、対象となる工事か
どうか事前に、市区町村の窓口やケアマネージャー
などに確認しておくことが大切
です。
 また、申請の際必要な「住宅改修理由書」は、
定められた福祉の専門家が書いたものに限ります

家族が書いたものでは認められませんのでこれにも
注意が必要ですね。
 市区町村によって、申請書類や還付方法が異なる
場合がありますので、先ずは市区町村の担当または
ケアマネージャーや介護リフォーム専門業者に確認
してください。
介護保険の対象外でも自治体によっては行政独自の
助成制度を用意している場合もあるそうです。
   RIMG2679.JPG
 介護リフォームには難しい問題が沢山あります。
でも基本は、介護される人、介護する人の両方が
少しでも快適に過ごせることだと思います。
この気持ちを念頭に置き、ご要望にお応えしていき
たいと思いますので、介護リフォームをお考えの方
どんなことでもご相談下さい!
        渡辺ハウジング 社員一同

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