スタッフブログ
東日本大震災から1年となった昨11日、日本中が
哀悼の祈りに包まれました。
この1年が、早く経過したのかそれとも・・・?
被災地の多くの方々は、現実を受け入れることが
できず、あの時のまま時間が止まってしまった中で、
日々お過ごしのことと思い胸が痛みます。
復興は遅々として捗らず、せっかく結ばれた「絆」
の意味も、時々虚しく感じている方も少なくない
ように思います。
失ったものの大きさにただ呆然と立ち尽くす大人を
元気づけるかのごとく、自分たちの悲しみは深く
心に閉じ込め笑顔で暮らす子供たち。
この子供たちから教えられることは沢山あります。
1日でも早く忘れてしまいたい程の、あまりに辛く
哀しい記憶。
でも私たち一人一人が、犠牲となった方たちの無念
を胸に留め、この大震災から得た教訓をいかすこと
が、将来を担う子どもたちへの「責任」ではないで
しょうか?
長倉洋海さんの写真展
「子どもたちの元気便ー震災からの出発」
新宿高野ビルで、22日まで開催中です。
元気で明るい笑顔に会いに行ってください。
あらためて一日も早い復興を願います。
渡辺 田鶴子