スタッフブログ
今回は床下の湿気対策工事です。
F邸建築当時の基礎工事は、布基礎が一般的で、湿気対策に
重要な防湿用コンクリートまたは防湿用モルタルなどを施工
していませんでした。
やはり、F邸も同様に土がむき出しのままでした。
このまま放置しておけば、構造材が湿気を吸い、さらに
飽和状態になれば構造材が腐ってきます。
ではどうすれば良いのか?・・・除湿すれば良いのです。
断熱改修は、床下も1階の居室と同じ条件にしなければ
温度バリアフリーの効果がでてきません。
そこで簡易的ですが、防湿フィルムを床下全体に敷き込み、
地面からの湿気を抑える対策をしました。
最終的には、床下湿度を常時60%程度に抑えるような
除湿対策を考えています。
木材の腐朽菌対策は万全に。 工事責任者