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秋の花の代表とされる菊の花。
種類も多く、色も形も様々あり、その香りと共に私たちの
日常にすっかり馴染んでいる花ですが、先日こんな詩を
見つけましたのご紹介します。
「きくの花」
ちいさい はちに うえられている きくを
ともは みせてくれる
そーっと さわってみる まあるくて つめたい
なんだか かわいい こどもの てのようだ
やさしい ひとのこころに ふれたような
かんじがする
これは、今から60年前に盲目の少女が書いたもので、
発表された当時は大きな反響を呼んだそうです。
今読んでも、豊かな感受性とやさしさに感動しますね。
渡辺 田鶴子