立春の前日の節分は、待ち望んでいた冬の終わりを告げる
もの。
この日、家の戸や窓を開けて「福は内、鬼は外」と言いながら
大豆を家の内外にまき、戸をしっかり締めます。
その後、歳に一つ加えた数の豆を食べ、今後1年の幸せへの
願いを込めます。
最近ではあまり聞かれなくなった豆まきの掛け声ですが、春の
到来を喜び、気持を新たにするのが節分。
本当は、自分の心から鬼を払うために豆をまく日なのかもしれ
ませんね。
「鬼は外・・・」 渡辺 田鶴子