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素朴で独特の趣きがある線香花火。
線香花火は江戸時代に誕生しました。
当時は藁の先に火薬を付け、香炉や火鉢に立てて楽しむ花火で、
お線香のようだとして線香花火と呼ばれるようになったとか。
線香花火は、点火してわずか十数秒で消えてしまいます。
けれど、その短い時間に、さまざまな表情を楽しめます。
点火とともに火の玉が膨らむ→パチッパチッと一つずつ火花が
散り始める→勢いを増し次々と火花が飛び出る→やがて火花を
減らし消えてゆく・・・
夏の夜空に咲く大輪の花火も良いけれど、このはかなさも捨て
がたいですね。
皆さんはどちらがお好きですか?
私は線香花火が好きです。 渡辺 田鶴子