スタッフブログ
70年前、広島と長崎に相次いで投下された原子爆弾は、一瞬にして
街を壊滅し、20万人以上の尊い命が奪われました。
被爆時の惨状は、今も日本人の心に悲しみと共に深く焼き付けられて
います。
けれど人類史上、初めて核兵器が使用された「あの日」から長い歳月が
流れ、原爆投下の日付さえ知らない人が増えてきました。
被爆者の平均年齢は80歳を超え、だんだんと薄れていく記憶をいかに
継承していくのかも重要な問題となっています。
「広島をまどうてくれ!」
これは、平和祈念式典で広島市長が読み上げた平和宣言の中の言葉ですが、
「故郷や家族そして身も心も元通りにしてほしい」という被爆者の悲痛な
叫びです。
当たり前の生活が当たり前にできる幸せを、もう一度考えてみませんか?
全世界の恒久平和を心がら願います。 渡辺 田鶴子