スタッフブログ
楽しいはずのクリスマスをおにぎり1個だけで過ごした少女。
行き場をなくして橋の下で10ヵ月も過ごした少年。
貧しさの中で親から虐待を受けて自殺未遂を繰り返した少年。
・・・。
これは、新聞記者たちが、傷ついた子供たちの心に寄り添い
ながら取材した小さな叫びのレポートです。
欲しいものは何でも手に入り、食べ残しは捨ててしまうことを
何とも思わない子供たちがいる反面、貧しさから進学を諦める
子や、日々の食事も満足にとれない子がいる。
読んでいるうち段々胸が苦しくなってきますが、これは小説で
はなく事実です。
参議院選挙は終わりました。
難しい政策はよく判りませんが、社会の片隅でこんな風に生き
ている子供たちに目を向けてくれる政治家がいてくれることを
願います。 渡辺 田鶴子