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「花鳥風月」と言われるように、月は日本の美意識に根差した
存在のようです。
平安貴族も江戸の庶民も、そして現代の私たちも、秋を感じる
楽しみのひとつと言えば中秋の名月です。
もともとは、豊作を願った風習ですが、縁側の小さな台の上に
ススキと小さなお団子を飾り、月がきれいに輝くのを楽しみに
待ったのを懐かしく思い出します。
最近では住宅事情もあり、こんな光景もあまり見掛けなくなり
ましたね。
天気予報では雨や曇りのところが多く、今夜のお月見は難しい
ようで残念です。 渡辺 田鶴子