社長ブログ
クロスにヒビが入った、床なりがする
クロスのヒビ割れや床なりなども、よく生じる家の
トラブルのひとつです。
ヒビ割れは、クロスとクロスのジョイントに生じる
ことが少なくありません。
ひどい時には、下地材の石膏ボードが割れます。
暖房などにより空気が乾燥すると、柱等の木材が
収縮してヒビが入ることがあるのです。
自然素材を使った場合には、調湿性能が良いので
クロス以上に顕著にヒビ割れが表れません。
実際に暮らしている家を見学したりして、どの位の
ヒビ割れになるのか確かめておくとよいでしょう。
また、床なりがひどい場合には木材(根太等)に
含まれている水分量が異常に多い(湿潤状態)か、
大工の施工が悪いところに原因があるのかもしれま
せん。
しかし、木造住宅でも鉄骨住宅にしても、多少の
床なりは生じる可能性はあります。
原因はクロス等のヒビ割れと同様に木材の収縮です。
ほとんどの会社で鋼製束や調整可能な束が使用され
ていますが、これは建物が落ち着くまでは床なりが
起きるので、それを調整するためなのです。