社長ブログ
地震が多発する現在では、震源からたとえ遠く離れていた
としても住宅は大丈夫かどうか、不安に駆られている方も
多いのではないでしょうか。
自宅が半壊あるいは一部損壊といった状況であれば適切な
修繕を行うことによって、家の機能は復活します。
こうした場合、「一刻も早く直したい」と願うのは誰しも
同じです。もちろんライフラインが寸断された状況のまま
避難所で過ごしていると、より「急いで直したい」気持に
なることは間違いありません。
でも、少しだけ冷静になることも必要です。すぐに耐震
リフォームに取りかからず落ち着いて考えてみましょう。
このような時期でも、いわゆる悪質な施工会社は、この
「急いで直したい」心理につけこみます。
住んでいる方も「一刻も早く直したい」と願う意識から、
施工会社の身元確認すらおろそかになりがちです。
言葉上では同情やお悔やみをいいますが、多くは適当な
工事を行って高額な料金を請求してきます。
東日本大震災でも同様な事例が発生してしまいましたが、
災害後の復興支援金も悪質な施工会社に狙われました。
不安を煽るようで心苦しいですが耐震改修工事の内容と、
その修繕金額が適切かどうかは必ず確認をしましょう。
家の修繕、リフォームについては、絶対に、一社だけの
見積もりで即断するのは危険です。
同じ耐震改修工事でも、必ず複数の会社から見積もりや
図面を取り寄せて比較されることをおすすめします。
3社程度が比較しやすいでしょう。
複数の業者の見積比較をすることで、より適切な判断が
できるようになります。