社長ブログ
住宅は、必ずメンテナンスが必要なものです。
外壁・屋根塗装、冷・暖房器、給排水設備等の寿命や
耐久年数は様々です。
日本の住宅は、約25~26年とも言われ、欧米等の
住宅と比べると短命だと考えられています。
それは、何故なのでしょうか?
住宅の質が低いこと、これがまず第一の理由です。
戦後、住宅そのものが足りず質より量を確保する時期
がありました。しかしその後、建築基準法や品確法等
が整備され、徐々に住宅の質は上がってきました。
また、住宅性能表示制度等客観的な評価が付くことで、
中古住宅の流通が少しずつ増えました。
ライフスタイルに合わせ住み替えたり、リフォームを
して家を大事に長持ちさせるという考えが定着すれば、
日本の家も長持ち出来るようになるでしょう。
住宅の使い捨ての時代は終わりました。
個人の経済的事情だけではなく、住宅廃棄物や資源の
問題も含めた環境保全面からも、スクラップ&ビルド
は極力減らすべきではないでしょうか?