狭小住宅・3階建てを15坪・20坪の狭小地に建てる渡辺ハウジング：東京都

今、建替えを考えており、建築会社3社と打合せをしました。
各社の提案の良いところを取り入れて、ある程度理想的なプラ ンが出来上がりましたので、各社宛にそのプランで見積もりを 依頼しました。
ところが、提示された見積書は、各社それぞれ様式が違っているため、内容を比較する際のポイントが全く判らず困っています。
どこを重点的に考えればよいのか教えてください。

建築会社の見積もりは、各社の考え方によって作られています。
ですから、数社から見積もりをとると、各々独自の様式のものが 提出され、迷うのも当然ですね。
例えば、

【A社】
建物工事代金と消費税の金額。
【B社】
建物本体工事金額、付帯工事費 (確認申請費、解体工事費、地盤改良費、給水管取り出し工事費、屋外給排水工事費、屋外電気工事費、照明器具工事費、TV アンテナ・エアコン
工事費、外構工事費 等)、すべての費用が工事ごとに明記されており、それに消費税を加えた金額。
【C社】
建物本体工事費が、基本費用とオプション費用に分かれている。
基本費用は安い金額が表示されているが、オプション費用については内容が全く不明。

その他に諸費用(ローン手数料、登記関係費用、印紙代、引っ越し 関係の費用等)が必要になりますが、こちらに関しては、各社ともほぼ同じと考えてよいかと思います。
※地域により、作業車輌用の駐車場費用が発生します。

さてこの中でどこの会社を選ぶのか? 迷うところですね。
建物本体を比べる場合は、工法、耐震性能、外壁材、サッシ、断熱方法、各設備の内容などを精査します。
また、基本工事とオプション工事が分かれている内容のものは、全てのオプションを加えた金額で考えた方が良いかと思います。
つい表面的な金額だけで高い・安いを判断してしまいがちですが、隠れたところでのオプション費用が加わるかもしれません。
この費用が意外と高額になる場合がありますので、注意が必要で提示された見積り書にはどこまでの工事が含まれているのか、を事前にしっかり確認しましょう。
後になってこんなはずではなかった・・・と悔やまないために。

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